ガスヒートポンプ(ガスヒーポン)とは室外機内にあるコンプレッサを『ガスエンジン』で動かす空調システム。電気エアコンに比べ、約10分の1の省電力。また、ガスだからこそのパワフル&スピード暖房が可能です。もちろん環境にもやさしい仕様となっています。
ガスヒーポンの心臓はガスエンジン。ガスヒーポンはコンプレッサをガスエンジンで駆動し、ヒートポンプによって冷暖房を行う空調システムです。基本的な仕組みは電気エアコンとほぼ同じですが、唯一違うのが電気式モーターの代わりにガスエンジンを使用すること。 この動力源の違いにより、ガスヒーポンならではの様々なメリットを生み出しています。
ガスヒーポンはガスエンジンの排熱をフルに活用し、パワフルな暖房能力を発揮。外気温が低下しても、暖房能力が左右されず、常に安定した温かさとなります。
ガスヒーポンはヒートポンプでの暖房に加えて、ガスエンジンの廃熱を有効に利用。すぐに立ち上がり、スピーディな暖房がスイッチ一つで実現します。
ガスヒーポンの消費電力は電気エアコンの約10分の1。契約電力の低減がはかれます。
ガスヒーポンは小電力に加えて、ガスをメインエネルギーにしているため、とても経済的です。
契約電力50kWを超えると受変電設備の設置が必要です。ガスヒーポンなら契約電力の低減が可能。また増設などでの大幅な電力アップを防げます。
ガスヒーポンは補機部分にしか電気を使用しないため、冷房用電力を大幅に抑えることができ、電力負荷の平準化に大きく貢献しているといえます。ガス冷房によって、冷房需要電力のピークを抑え〈ピークカット〉、エネルギー消費の低減を促せるガスヒーポンは、まさに次世代型空調システムなのです。